昨日は遅い時間にフジテレビ系の「フットボールCX」を見て、もう一度あの試合の興奮を味わいました。いや~、何回見てもいいですね、デュデクのPK戦(ォィ
試合後のコメントからも、チャンピオンズリーグ決勝を味わってみようと思います。 ジェラード(リヴァプールMF・キャプテン)のコメント 「僕らは素晴らしいプレーをした。よく反撃して、失点を取り戻し、勝つことができた。前半は良くなかったけど、ロッカルームでしっかりと気持ちを入れ替えることができた。監督は適切な選手交代でチームにさらなる活力を加えてくれた。グラウンドに戻ってきた時には、僕らは変わっていた。この優勝をファンに捧げたい。節約をして、大きな出費をしてまでここに応援に来てくれた。ファンのみんなのために優勝できてうれしく思う」 「こんな夜を経験したいま、チームを去ることなどできるだろうか。来季への契約交渉をすぐにでも始めたい」 チェルシー他、メガクラブへの移籍の噂が耐えないジェラード。来期もリヴァプールでプレーしてくれることを祈ります。 デュデク(リヴァプールGK)のコメント 「どうやって勝ったのか分からない。天国にいるような気分だ」 「キャラガーも足をけいれんさせていたんだけど、PK戦が始まる前に僕のところに来て、グロベラーがローマでやったこと(1983-84シーズンのチャンピオンズカップ決勝戦で、リバプールのGKグロベラーが身体を左右に揺さぶりながらPK戦を守り優勝したこと)を思い出して同じことをしろ、と言ってくれたんだ。僕はその通りに、あの表情やジャンプをして、それがうまくいった。今は楽園にいるような気分だ。素晴らしい夜を過ごすことができて最高に幸せだ」 あの反復横飛び&クネクネ(スパゲティ)セービングはキャラガーからのアドバイスだったんですね。キャラガー(*^ー゚)b グッジョブ!! ベニテス監督(リヴァプール)のコメント 「今の気持ちを表現する言葉が出てこない」 「早い時間に失点を喫し、そのうえキューウェルまで筋肉を傷めて交代を余儀なくされた。それでも選手たちは勝利を信じていたし、ハーフタイムには『1点入れば状況は変わる』と伝えた」 「誰もがミランの圧倒的優位と考えていた。だが、われわれはユベントスやチェルシーに勝ったことでもはや何も失うものはなかった。序盤のプレーは最悪だったが、最終的に意味を持つのはわれわれがチャンピオンになったということだ」 選手を信じて使い続けたベニテス監督。去年のUEFAカップ制覇に続いて、CLも制覇。名実共に名将と呼ぶに相応しい監督です。 シェフチェンコ(ACミランFW)のコメント 「素早く力強いシュートを決めたかった。デュデクには、僕のボールをどうやってセーブできたかは説明できないだろう。これがサッカーだ。前半と後半は全く違う試合になった。勝ち負けは、まさに表裏一体だね。ハーフタイムでは、チームメイトとお互いにいいプレーをしようと言い聞かせていた。でも、6分間で3点も取られたら称賛するしかないよ。この悔しさを飲み込み、気持ちを切り替えるまでには時間が必要だ」 決勝ではノーゴールに終わり、PKも決めることができなかったシェフチェンコ。悔しさは人一倍のようです。 マルディーニ(ACミランDF・キャプテン)のコメント 「こういう結果になり、非常にがっかりだ。でも、いいサッカーをして負けたなら仕方がない。120分中、10分間だけ集中力が切れた。力を抜いた一瞬に、その罰を受けた。こちらの精神面が崩れた時に、立て続けに2点目を奪われ、すべてが変わってしまった。受け入れるのが難しい敗北だ。もちろん、これが厳しいスポーツの世界だ。この夜のことはずっと忘れられないな」 「僕のゴール?意味がないよ。重要なのはトロフィーを掲げることだ」 この試合の先制ゴールはCL決勝での最年長ゴール。誇り高きバンディエラは記録になるゴールよりも3点差を守りきれなかったことを悔やんでいるようですね。 アンチェロッティ監督(ACミラン)のコメント 「残念な点はたくさんある。優位に運んでいたものを崩してしまった。全体的にはいいプレーだったが、あの6分間ですべてを失った。しかし選手を責めるつもりはない。彼らはベストを尽くした。我々の実力は優勝にふさわしいと欧州中に示したはずだ。また勝ちに戻ってくる。改めて言うが、我々は欧州一のチームだ」 ベルルスコーニ首相(元ACミラン会長)のコメント 「サッカーは政治のようなものだ。勝つと思った方が負けたりする。リバプールの3点は非常に珍しい。彼らは3度のみのチャンスをすべて生かした。我々には多くのチャンスがあったのだが…。ミランはいいプレーをしていた。アンチェロッティ監督は続投する。私は誰も解任しないよ」 ガッリアーニ副会長(ACミラン)のコメント 「我々は信頼しているからリラックスするように選手に伝えていた。このような形で負けるのは悔しい。しかし、銀メダルでも十分に価値がある。来季のチャンピオンズ・リーグで8度目の決勝進出を狙う」 今期は圧倒的な強さを見せながら、結局無冠に終わってしまったミラン。しかし、フロント陣の信頼は揺るがないようです。戦前の予想ではリヴァプールを推している専門家はほとんどいませんでしたからね。CL準優勝・セリエA2位と、両方のコンペティションで確実に成績を残せてますし。そのことから見ても、アンチェロッティ監督はミランが欧州トップレベルの実力であることを証明できていると言えそうです。
by shock226
| 2005-05-27 11:51
| 欧州カップ戦
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by shock226
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