フランスの将軍がヨーロッパのトップに

新会長にプラティニ氏=投票でヨハンソン氏破る-欧州サッカー連盟

26日、デュッセルドルフで行われたUEFA(欧州サッカー連盟)の総会で次期会長選挙が行われ、ミシェル・プラティニ氏が過半数以上の票を獲得、初選出となりました(任期は4年)。プラティニ氏のほかには現会長のレナート・ヨハンソン氏が出馬していましたが、敗れてしまいました。

この投票結果は自分にとって結構意外な印象でした。現状維持派でビッグクラブの後押しがある(立候補を見送ったベッケンバウアー氏もこちら寄り)ヨハンソン氏より、改革派で試合数を少なくして選手の負担を軽くし、ビジネス偏重からの脱却を掲げていたプラティニ氏のほうが不利だと思っていたからです。ところが蓋を開けてみれば、1回の投票で当選に必要な過半数の票を獲得(総数52、プラティニ氏27、ヨハンソン氏23、無効2)。もつれることなくあっさりと決まってしまいました。世界的に有名なリーグを持っている協会でも1票しか持っていないので、プラティニ氏が掲げていた「チャンピオンズリーグ出場枠を現行の最大4から3に減らし、他協会に振り分ける」という公約が中小勢力の協会に響いたのでしょうか。何にしても、温度差があるG14などのビッグクラブの発言力が弱まっているのは確かなようです。

選手にとっては試合数が少なくなることで体にかかる負担も減りますし、それに伴い怪我も減り選手寿命が延びることになりそうです。あとは、ビッグクラブや協会が反発しないかどうかにプラティニ氏が進める改革のスピードが決まることになるのかな、と。あとは同じく今年行われるFIFAの会長選挙にも何らかの影響が出るのかも知れませんね。

プラティニ氏のコメント
「深く感動した。今は本当に幸せな気持ちだ」
「私が現役の選手だった時、偉大な勝利をつかんだ時、私たちはトロフィーを受け取り、ピッチでのウィニングランで喜びを分かち合った。今回も偉大な勝利だが、今日、私は走ってはいない。なぜなら、これは新たな冒険の始まりにすぎないからだ。欧州サッカー界を代表できることを幸せに思う。投票結果は27対23だったが、UEFA加盟国全体の勝利だ」



モンテネグロが正式加盟

会長選挙が行われた総会では、2006年6月3日にセルビア・モンテネグロから独立したモンテネグロ協会のUEFA新加盟が正式に決定しました。EURO2008の予選は既に始まっているので、次回の国際大会予選から参加となります。A代表なら2010年W杯の予選からでしょうか。分離でどちらの国も選手層が薄くなってしまいましたが、頑張ってほしいです。
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by shock226 | 2007-01-27 03:41 | 海外サッカー


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