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ドイツW杯、日本-オーストラリア戦

日本 1-3 オーストラリア
【得点者】
中村(前半26分)、ケイヒル(後半39分、44分)、アロイージ(後半47分)

予選突破を見据えるなら、絶対に落とせない試合であるW杯開幕戦。我らが日本代表は名将ヒディング率いるオーストラリア代表とカイザースラウテルンで試合に臨みました。結果的にはヒディングにやられた訳ですが・・・

序盤は日本のDFラインがFWヴィドゥカとMFキューウェルをきっちりマーク。それでもシュートに持ち込むヴィドゥカですが、川口がファインセーブ。今日の川口はキレてました。中盤でもボールの出所を押さえて優勢に試合を進めます。福西が攻撃の芽をうまく潰していましたね。
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先制点はラッキーな形で入ります。中村がゴールに向かうクロスを蹴り、FW2人がGKと交錯。そのまま誰にも触れずにゴールマウスへ吸い込まれていきました。ベッカムのFKもそうですが、枠を捉えたパス、クロスは効果的ですね。中村には次戦でもこんなボールを蹴ってほしいです。
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後半途中までは日本のペースで進みますが、両監督が交代カードを切り始めると徐々に流れが変わっていきます。ヒディング監督は16分にFWケネディを、30分にFWアロイージを投入。1→2→3とトップの枚数を増やし、リスクを侵して得点を取りにいこうとします。ジーコは坪井の負傷で茂庭が入ったのは仕方ないとして、34分に柳沢に代えて小野を投入。相手が疲れから足が止まりつつあり、サイドからのカウンターを仕掛けることができていたので、前線にフレッシュな選手を投入するべきだと思ったのですが、ジーコの頭の中は違ったようです。いくつかのチャンスをモノにすることができず、逆に守りきることができずに立て続けに失点してしまいました。

1失点目は川口の飛び出しの遅れから招いてしまったものです。奇しくも得点と失点がGKがボールに触れなかったことによるものとなってしまいました。2失点目は中盤が前がかりになったところにカウンターを喰らい、おまけに疲れからDFがボールホルダーにプレッシャーかけることができず、ほぼフリーの状態でシュートを撃たせてしまいました。非常に勿体無い失点でした。3失点目は致し方なし。
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これでサッカールーズは勢いに乗ること間違いなし。その分、日本代表は予選突破が難しくなってしまったといわざるを得ないでしょう。この後のブラジル-クロアチア戦の結果にもよりますが、日本は少なくともクロアチアに勝利しなければいけなくなりました。次戦は6月18日、魂を込めてクロアチア戦の日本代表を応援します!
by shock226 | 2006-06-13 00:34 | 日本代表


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