日本、終了間際の松井のゴールで年内最終戦飾る
年内最後の代表戦となったアンゴラ戦。海外組も揃え、必勝体制で臨んだ試合でしたが、日本の問題点を改めて露呈する形となってしまったようです。 前半は日本のペースで進み、少なくとも3回あった絶好の決定機を生み出しますが、バーに嫌われるなど全て外してしまう決定力の無さで前半終了。後半から中村、中田英をチェックされるようになると段々アンゴラペースになってしまいました。チャンスを逃せば流れが変わってしまうことを証明した形になってしまいました。 アフリカ特有の身体能力の高さ・1対1の強さにどう対抗するのかも注目点でしたが、うまくパスを回せているときはいいのですが、変なところでのパスミスはあるし、サイドに展開した際のフォローがほとんど無く、1対1もしくは1対2の状況になってしまうこともしばしば。サイドチェンジもあまり見られず、三都主は相変わらず足を止めての突破を図ろうとする始末。1対1ではフィジカルで押されるのは目に見えているのにねぇ・・・実際フリースペースに走りこんでボールをもらう以外ではストップされることが多かったです。中澤にパスミスが多かったのはコンディション不良もあったのかな・・・? この試合のアンゴラは強引にペナルティエリア内に突っ込んでくることは少なく、ミドルシュート主体の攻撃でした。その分助かっているところもあったようです。テクニックも結構あるようで、川口のファインセーブが無ければゴールを割られていたかもしれないシュートもありました。 試合自体は終了間際、中村が右サイドからクロス→柳沢がヘッドで折り返し→松井がヘッドでゴール!でなんとか勝利。最低限の結果を残すことはできましたが、目だった収穫もなし。この陣容でどれだけ熟成していけるのか、残りの強化試合で詰めていくしかないようです。W杯まであとわずか、選手はクラブでも集中して、怪我無く頑張って欲しいです。 よく見えた選手 中田英・・・クラブでの好調ぶりを代表でも発揮。攻守にキレあり。 中村・・・今日もしっかりボールキープでき、攻撃の起点に。守備サボってない?w 柳沢・・・クラブでプレーできていないことを考慮すればまずまずの動き。 松井・・・途中交代でリズムを変える役割を果たす。代表初ゴールおめでとう!
by shock226
| 2005-11-17 02:37
| 日本代表
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