北朝鮮ピリピリ…日本協会に抗議文
1月17日、朝鮮民主主義人民共和国蹴球協会から日本報道陣の取材の自粛を促す異例の要望書が日本協会に手渡されました。 朝鮮民主主義人民共和国蹴球協会の李康弘(イ・ガンフォン)副書記長が東京・本郷の日本サッカー協会事務局を訪問、そのときのコメント。 「取材が異常な状態になっている。いい試合をするための準備の妨げになっている。きちんと取材申請をしているところについては対応している。日本協会に、きちっと取材するよう対応してほしい」 それを受けた日本協会の手嶋広報部長のコメント。 「強制力はないが、お互いがベストコンディションで戦うために(報道合戦が)過熱しないことをお願いしたい」 さらにジーコ監督のコメント。 「(試合への影響は)ない。自分たちの役目はピッチの中でいかに結果を出すかということ」 「まずは自分たちを整えていくことが大事。初戦のプレッシャーに勝たなくてはならない」 日本メディアの取材攻勢は確かに極端だと思います。W杯のときも、日本人選手が海外移籍したときも、どこまでも追いかけて取材しています。 今回は相手が北朝鮮ということで政治的な絡みもあり、過熱報道につながっているのではないでしょうか。他の対戦国(イラン・バーレーン)ではこんなに報道されることもないでしょう。おいしいネタになるから押しかけるという単純な構図が見えます。スポーツ関係以外のマスコミもいそうですしね。 対して北朝鮮も、何とかして揺さぶりをかけてやろうと必死なんでしょう。実際日本のマスコミの取材には嫌気が差していると思いますが。まだ試合までに時間がありますから、もう2・3手ぐらい打ってきそうな気配です。既に試合前の国歌斉唱をやめろとか言ってきてますし・・・ とりあえず、日本代表には合宿・テストマッチに集中して、つまらない揺さぶりに躓くことなく頑張ってほしいです。実力をしっかり発揮できれば、少なくとも負ける相手ではありませんから。
by shock226
| 2005-01-18 09:26
| 日本代表
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